唯一無二の龍を『一筆龍』で表現します

【14記事目】同じ筆を使っても毎回表情は違う

投稿日:2019年6月17日 更新日:

筆はとても繊細

 

こんにちは、永田です。

 

今は当たり前のことかも知れませんけど・・・

同じ筆を扱っても、龍の顔や胴体は毎回微妙に異なります。

 

「これだ!」という手ごたえを

まだ掴めている訳ではありませんので、

バラつきがあるのは当然です。

 

 

以下は同じタイミングで描いた2枚です。

用紙が縦・横、顔の向きが右向き・左向きですが、

表情が全く違います。

 

 

そして、顔は右向きで描くことが多いので、

左向きにはまだ慣れていません。

 

色々な描き方を試すのも大切ですが、

自分にとって一番描きやすい方法を

ある程度突き詰めて練習していこうと思います。

 

しばらく同じような絵が続くかもしれませんが、

微妙な違いに気付いてくれると嬉しいです。

 

もう一つ気付いたことがあります。

「さあ!龍を描くぞ!」という時は、

事前に胴体だけを練習で描くのですが、

墨を含ませたばかりの筆はカサつきやすいことにも気づきました。

 

十分に筆に浸透させてからでないと、

クネクネ部分が大失敗するんです。

 

かといって、急いで墨を含ませるために

バチャバチャしてしまうと泡が立ってしまい、

胴体を描いたときに泡が弾けます。

 

まさにバブル崩壊します(笑)

 

じっくりと、じんわりと含ませることも

描くために必要な要素だと気付きました。

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