唯一無二の龍を『一筆龍』で表現します

【22記事目】材料選びで見た目も変わる

投稿日:2019年7月1日 更新日:

やっぱり試してみないと分からない

 

永田です。

 

現在練習用に使っている塗料は、

金粉+水+メディウム(糊)を混ぜて使っています。

 

メディウムは色々な種類があるのですが、

当初用意したものの質が悪く、思うように金色が出ませんでした・・・

 

手に入れようとしていた「透明液体メディウム」

その店舗では取り扱っておらず、

 

やむを得ず別メーカーのもの(白い木工用ボンドのような質感)を購入したのですが、

これが全然水に溶けず発色も悪いものでした。

 

なのでネットでもともと欲しかったメディウムを購入し、

金曜日に届いたので早速試してみました。

 

 

質の悪いメディウム

うろこに金粉が全然乗っていません。

 

元々欲しかったメディウムだと・・・

金粉がたっぷりと乗っている。

 

 

分かりにくいかもしれませんが、

分量は同じなのに金色の乗り方が全く違うんです。

 

こういうことも試してみなければ分からないことなので、

とても勉強になりました。

 

 

土日に描いた龍はこんな感じです。

くねり部分に銀粉を吹き付けました。

 

こうすると光沢感とうねりを強調することができ、

光が当たり立体感のある龍さんに見えます。

 

これは、胴体部分が乾燥してしまうと

粉を吹き付けてもくっつかないので、時間との勝負でして、

だらだらと胴体を描いていると失敗します。

 

かといって、吹き付けタイミングが早すぎると

うろこ部分が潰れてしまいますので、

 

うろことうろこの境目には粉が付着しないよう

乾燥度合いの見極めが大切です。

 

 

もう一枚は黄龍。

アクリル絵具のガッシュ(不透明)の

ディープイエローを利用しています。

 

 

アクリル絵の具は色の伸び・発色・保持力が高く、

手島さんがおすすめする理由が分かりました。

 

アクリル絵の具は乾燥すると耐水性になりますので、

筆はすぐに洗わないとお釈迦になります。

 

寝落ちしないように気を付けないと(笑)

 

ちょっとずつですが、オリジナルの顔にも慣れてきました。

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