やっぱり試してみないと分からない
永田です。
現在練習用に使っている塗料は、
金粉+水+メディウム(糊)を混ぜて使っています。
メディウムは色々な種類があるのですが、
当初用意したものの質が悪く、思うように金色が出ませんでした・・・
手に入れようとしていた「透明液体メディウム」が
その店舗では取り扱っておらず、
やむを得ず別メーカーのもの(白い木工用ボンドのような質感)を購入したのですが、
これが全然水に溶けず発色も悪いものでした。
なのでネットでもともと欲しかったメディウムを購入し、
金曜日に届いたので早速試してみました。
うろこに金粉が全然乗っていません。
金粉がたっぷりと乗っている。
分かりにくいかもしれませんが、
分量は同じなのに金色の乗り方が全く違うんです。
こういうことも試してみなければ分からないことなので、
とても勉強になりました。
土日に描いた龍はこんな感じです。
くねり部分に銀粉を吹き付けました。
こうすると光沢感とうねりを強調することができ、
光が当たり立体感のある龍さんに見えます。
これは、胴体部分が乾燥してしまうと
粉を吹き付けてもくっつかないので、時間との勝負でして、
だらだらと胴体を描いていると失敗します。
かといって、吹き付けタイミングが早すぎると
うろこ部分が潰れてしまいますので、
うろことうろこの境目には粉が付着しないよう
乾燥度合いの見極めが大切です。
アクリル絵具のガッシュ(不透明)の
ディープイエローを利用しています。
アクリル絵の具は色の伸び・発色・保持力が高く、
手島さんがおすすめする理由が分かりました。
アクリル絵の具は乾燥すると耐水性になりますので、
筆はすぐに洗わないとお釈迦になります。
寝落ちしないように気を付けないと(笑)
ちょっとずつですが、オリジナルの顔にも慣れてきました。