筆はとても繊細
こんにちは、永田です。
今は当たり前のことかも知れませんけど・・・
同じ筆を扱っても、龍の顔や胴体は毎回微妙に異なります。
「これだ!」という手ごたえを
まだ掴めている訳ではありませんので、
バラつきがあるのは当然です。
以下は同じタイミングで描いた2枚です。
用紙が縦・横、顔の向きが右向き・左向きですが、
そして、顔は右向きで描くことが多いので、
左向きにはまだ慣れていません。
色々な描き方を試すのも大切ですが、
自分にとって一番描きやすい方法を
ある程度突き詰めて練習していこうと思います。
しばらく同じような絵が続くかもしれませんが、
微妙な違いに気付いてくれると嬉しいです。
もう一つ気付いたことがあります。
「さあ!龍を描くぞ!」という時は、
事前に胴体だけを練習で描くのですが、
墨を含ませたばかりの筆はカサつきやすいことにも気づきました。
十分に筆に浸透させてからでないと、
クネクネ部分が大失敗するんです。
かといって、急いで墨を含ませるために
バチャバチャしてしまうと泡が立ってしまい、
胴体を描いたときに泡が弾けます。
まさにバブル崩壊します(笑)
じっくりと、じんわりと含ませることも
描くために必要な要素だと気付きました。