一筆龍ブログ

【41記事目】”過程”というあなたのストーリーを見せていこう

投稿日:2019年7月31日 更新日:

”完成”していないと世に出せないという思い込み

 

こんにちは、永田です。

 

『一筆龍団扇』の到着をお待ちいただいております。

※今回は結果的に40名の方にオーダーをいただきました。

 

現時点での進捗ですが、

23名の方には発送済で、4名の方が発送待ちです。

このまま制作を続けて8/4(日)に3回目の発送を行う予定です。

 

黄龍

 

赤龍

 

こんな感じで制作を進めています。

 

最初に描いていた頃より、龍の形や龍周りの装飾は変化しているんです。

 

ひょんなきっかけから販売することになりましたが、

当初、私としてはまだまだ練習段階であって

 

「完成したものでないと世に出してはいけない!」

思い込んでいました。

 

でも、『未完成だけどな・・・』と正直思いながら制作してお客様のもとに届け、

皆さんからたくさんのありがとうメッセージをいただくことで、

自分は『かっちりとした完成』を求めていたけれど、

それがお客様の反応とは良い意味でズレがあって、

完成していないと世に出せないなんて自分の思い込みだったことに気付きました。

 

 

そういえば・・・

 

奥さんからも「もう完成してるじゃん?」って何回も言われていました(笑)

 

アニメや漫画で例えると、

『ドラえもん』は初期の頃と現在では絵のタッチが全く違います。

 

でも、時代が変化しても人気は衰えません。

(最近、息子がドラえもんにはまっているので例にしました)

 

絵のタッチをみるだけで、

「○○の頃のキャラクターだな!」と分かることもありますよね。

 

つまり、作品って変化していくのが当たり前のことであって、

変わらないのは

 

”その時の自分にできる最大限の表現である”

 

ということです。

 

だから、変化を恐れる必要もないし、

『完成』に執着しすぎて動かないのは単なる言い訳ってことです。

もちろん、努力は怠りません。もっと精進していきますよ。

 

「こうしていきたい!」ことがあれば、

『挑戦だ!』と前向きに捉えて

世に出しながら変化していけば良いんだと思いました。

 

だから、やってみたいこと、やりたいことがあるならば、

自分では途中段階だと思っても

それは通過点だと思って動いてみてほしいです。

 

そして、そういう『過程』を見せていくために、

ネットやSNSをうまく活用してみてはどうでしょうか。

 

 

それともう一つ。

人って過程という『ストーリー』を見て人柄を判断しますし、

出会いのきっかけにもなります。

 

まったく世に出ていなかった人が、

いきなりSNSを初めて何らかの商品やサービスを提供しても普通は売れません。

当たり前です。

 

友人や知り合いならともかく、

相手はあなたのそれまでのストーリーを知りませんから。

 

『過程』を見てもらうことが重要で、

過程という”ストーリー”を見せていくことで人と出会い、

あなたの人柄や考え方が伝わって

ちょっとずつファンが増えていくと思います。

 

だから、私は自信をもって

「一筆龍絵師です!」と言えるようになってからではなくて、

一筆龍絵師になっていく過程というストーリーを見て知ってもらうために、

このブログを活用しています。

 

戦略っていうといやらしく聞こえるかもしれませんけど、

ストーリーを見せることは大切な要素です。

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