”閃き”は人を助ける
こんにちは、永田です。
お待ちいただいていた『一筆龍団扇』ですが、
8/11(日)に最終分を発送済です。
こちらで全員の発送が完了いたしました。
長らくお待ちいただきありがとうございました!
10本くらいの様々な扇子を購入して、
一筆龍が描けるかどうか試していました。
しかし、扇子の骨と紙部分が接着されていることにより、
どうあがいても思うように描けないんです・・・
無理に紙部分を真っすぐにしようとすると、
骨が折れてしまったり、紙が破れてしまいます。
無理に真っすぐにせずに龍を描こうとすると、
凸凹がありすぎて胴体がぐっちゃぐちゃになってしまいます。
あ~参ったぁ・・・
※万事休すとはこのこと。
結果、扇子に一筆龍を描くのは不可能です。
なので、「一筆龍を扇子に描いてほしい」という
リクエストをたくさんいただきましたが、
残念ながら商品化はできません。
と・・・ここで諦める私ではありません(笑)
扇子に龍を描けないのは
骨と紙部分が接着されているからで、
大半の扇子は接着された状態で販売されています。
接着されていることが問題なのだから、
接着されていない扇子を探してみました。(閃き)
すると、ちゃんとありました!
不思議なのは、
接着されていない状態の扇子が、
きちんと接着された普通の扇子より10倍くらい高額なんです(笑)
あまり買う人がいないのかもしれないですね。
工場で接着して出荷したほうがコストがかからないんでしょう。
ということで、
一番の問題点を解決した商品を見つけましたので、
何種類か購入してみました。
届いたら早速試してみます。
紙部分をフラットにできるので、かなり描きやすくはなるはずです。
今回のことは、
色々な物事の判断で活用できることだと思いました。
そもそもの問題点を探って、
別の視点で考えてみることで思わぬ気付きがあるかもしれません。
焦れば焦るほど頭の中が一方通行になりますから、
「行き詰まったな~」と感じたら、
「これ以上は無理だ」とすぐに判断はせずに、
色々な人の意見を聞いてみたり、
神社に行ってみたりすることで、閃きがあるかもしれませんよ。